患者さんとのコミュニケーション、距離感がつかめない。敬語がいい?

ご相談

病院内での異動があり、透析から外科病棟の勤務になりました。

久しぶりの入院患者さんなので、私の方も緊張しているのかも知れませんが、正直患者さんとの距離感がなかなかつかめず、不安です。

透析の患者さんは、自分の病気とはもう向き合っている人ばかりで、同じメンバーですので患者さん同士もよく知っている人なのでおしゃべりしたりしていますし、わりとフランクな言葉遣いで大丈夫でした。

例えば、「うん?どうした?吐き気する?」とか、「今日は顔色いいね!」みたいな尋ね方、話しかけ方で良かったのです。

ところが、そんな感じで患者さんに接していたら、胆石の手術後の、50代の男性患者さんに「あんた、俺を馬鹿にしてんのか?」と叱られてしまいました。そんなことを言われたことがなかったので少々ショックです。

それからはなるべく敬語をつかうよう気をつけているのですが、緊張するのかヘンな言葉遣いになってしまうこともあります。

みなさんは敬語、どの程度つかってらっしゃるのでしょうか?

久美のアドバイス

患者さんとのコミュニケーション、難しいと思ってしまうと本当に難しいですよね。

例えば、私は一般企業に勤めていたことがあるのですが、相手がお客様、クライアント様であれば当たり前に敬語をつかいますし、仲の良い同僚ならフランクな言葉遣い、と、立場がハッキリしていましたので、言葉遣いに悩んだことはないのです。

けれど、患者さんというのは決してお客様ではありませんし、かといって、仲の良い知り合いでもありませんし…。敬語じゃなくて、相談者さんが透析にいたときのような、自然な言葉遣いの方が優しく感じられるときもあると思うのです。

透析患者さんほどの長いお付き合いにはならないかも知れませんが、入院患者さんも数日から数ヶ月はお世話をするわけですよね。だとしたら、やはり相手によって多少、接し方や言葉遣いを変えるというのも対処法のひとつだと思います。

私の場合は、基本的には敬語にしています。敬語では冷たく感じられそうなときには、ワントーン声を高くして、できるだけ優しい言い方になるようにしているつもりです。年配の女性が相手の時など、敬語は少々、距離がありすぎると感じるときも多いので、できるだけ笑顔を見せるようにも気をつけています。

なーんて、偉そうに書いてますが、私も忙しいとできていないことも多いですし、相談者さんみたいに叱られたことだって何度もあります!!

ときどき傷ついてしまうこともあるけれど、あまり気にしすぎずに乗り越えましょう!!

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