ご相談
もともとはそれほど、短気ではなかったはずなのに、最近職場でイライラが止まらず、それが原因で早とちりや見落としなど、仕事で失敗をしてしまいました。
まず、同じ職場の新人ナースが「デビューの頃のゆうこりん」みたいな話し方をしていることにイライラします。
最初は、面白がって笑っていたのです「ゆうこりんみたいだよね~」と。すると「よく言われますう~」と嬉しそうにしています。最近ではその話し方がいちいち気に障り、「アホか!!」と叫びたいくらいです。
毎日毎日その話し方なのですから、悪気はないのかも知れません。そういう話し方になってしまったのでしょう。でも、悪気はなくても私はイライラしてしまうのです。
それから、あまりにワガママな老人の患者と、さらに輪をかけてワガママなその家族にも腹が立ってイライラします。
年配の患者さんの血管は硬くなっていて逃げやすく、一度で採血できないでいると「痛い!!痛い!!」と大声を出し、「あんたは下手くそだ!!先生に代わってもらって!」と言い出す始末。
ある入院患者の家族は、退院のときに「ここの看護師さんは冷たい人が多いのね」と捨てゼリフのように私に言い残していきました。
ナースの仕事自体が嫌いなわけではないので、辞めたくはないのです。このイライラをどうしたら良いのでしょうか。
ふんわり子のアドバイス
イライラ、ありますよね(笑)。ナースの笑顔は顔だけってことも…。
私が主任になって、責任感からもあって必要以上にイライラしていたとき、そのときの看護師長からアドバイスをもらったことがあります。
「看護婦として指導すべきところは指導しなくてはいけないけれど、基本的に他人は変えられないのよ。あなたの捉え方を変えない限り、ストレスであなたがダメになってしまうわ」と。
新人ナースさんは、話し方が「ゆうこりん風」でも、仕事はちゃんとしているのですよね?もしかしたらそのおっとりした雰囲気は、年配の患者さんを安心させているかも知れませんよ。
気にするなと言っても無理なのかも知れませんが、イライラすると自分の血圧が上がって寿命が縮むから損、くらいに思って放置するしかないのかもしれませんね。
どうしても気になるなら「あなたその話し方のまま、40代独身になったらイタいわよ~」と脅すのも良いかも(笑)。
患者さんについては、よくわかります。イライラするときもあれば、落ち込むときもありますよね。人を相手にする仕事ですから、心が動きます。私の場合は、「これってどの職場でもあるのかも」って思うことにしています。
美輪明宏さんの本に「お給料は我慢料」って書いてあるのを読んで納得してしまいました。