病院勤務、患者さんの死がつらい

ご相談

看護師２年目です。ナース失格と思われる覚悟でお話しします。

患者さんの死が怖いのです。もちろん、看護学校でもエンゼルケアは学びましたし、実際に研修の際、体験もしました。

でも、病院で出会う死は、私にとってもっと重くて悲しいのです。がん患者さんで、ほんとうに優しくて、新人でよく注意されている私のことを笑わせてくれた50代の男性がいました。その患者さんは、私が夜勤をしている日に急変し、他界してしまったのです。

患者さんの苦しんでいる様子を心配しながら、当直の先生に任せている間に家族へ連絡し、まるで死を待つような時間。私のことを元気づけたり笑わせたりしてくれた患者さんの笑顔を思いだして、悲しくて胸がつぶれそうでした。

翌朝、先輩ナースと一緒にエンゼルケアをしていても涙が止まらず、あまりにひどいので先輩に注意されてしまうほどでした。精神的なダメージはとても大きかったです。

もう、人が死ぬところに立ち会いたくないのです。

ナース失格だなんて、思わなくて良いのではないでしょうか。

人それぞれ、得意不得意はあるわけですし、患者さんのために悲しむのは決して悪いことではないと思います。

でも、自分がつらいですよね。転職、した方が良いと思いますよ。

老人介護施設や保育園などでは看護師の募集も出ています。ただ、あまり経験がないようでしたら、「どの程度の仕事を期待されているか」を確認した方が良いですね。

例えば保育園ならば、園児の急な体調の変化や怪我の応急処置などが必要かと思われます。

老人介護施設だと、ある程度介護士のような仕事も兼務するのではないでしょうか？

そういったことをまるでできずに勤務すると、きっとまたストレスで辞めたくなってしまうのではないでしょうか。

私の場合、死が怖いということはなかったのですが、結婚が早かったので、家庭との両立のために赤十字に勤務しました。献血をする看護師です。

この職場も死を扱うことはありませんから、募集がでているか調べてみると良いですよ。

毎日毎日、たくさんの血管と向き合いますから、ハリを刺すのだけはものすごく上手になりますよ！！

せっかく勉強して看護師になったのだから、まったく関係のない仕事につくよりも、自分があまりストレスを感じずに続けられる職場を探した方が良いと思います。

まだ若いのだから、あまり自分を責めずに、頑張ってくださいね。

看護師の方のために転職ノウハウをまとめました。